ゲームマーケットに行ってきました。
今回は午後から別件があったため、あまり長居できなかったのですが、終わってみれば意外と多く買ってました。以下、「これからやりたいです」という意志表示も兼ねて戦利品を紹介します。
TimeBomb Ⅱ (未プレイ)
SWATとテロリストに分かれて戦う名作「TimeBomb」のパート2。名前だけで購入。イラストが前作と変わってシンプルに。なんとなくオインクゲームスを思い出しました。
ゲームの内容は、「SWATがテロリストのアジトを制圧する戦い」というもの。アジトを制圧するためにはSWATをアジトに送る必要があるけど、その中にテロリストが混じっていたら制圧失敗…‥という、レジスタンス・アヴァロンみたいな要素が混じった内容に。未プレイなのでどれだけ複雑になるのかあまり見当がついていないけど、ぜひともやってみたいです。TimeBombは、テロリストとバレたらバレたで戦い方が残るのが好きなんだけど、今回もそうなってるといいなーと思います。
街コロ・街コロ+・街コロ# (プレイ済:★★★★★)
現時点で、僕の好きなボドゲ一位の座を獲得している街コロ。ドイツゲーム大賞はなりませんでしたが、ノミネートされめでたくパッケージにアイコンが追加されました。これで拡張も含め2セット分が我が家に。1セットあれば十分なんですが、2セット目を買うことに何も躊躇しなかったので本当に好きなんだなあと思いました。
サイコロを振って施設を買ってお金を溜め、モニュメントを全て建てたら勝利。シンプルなルールながら買う施設に性格が出たりして面白いです。拡張版も含めるとかなりのカードを使うのですが、一度デッキを定義してそこから皆が同じようにプレイしたらどうなるのか、というのは見てみたいです。サイの目によって展開は変わるけど、出てくる施設が同じなら数回やってポイントごとに勝利点を規定することで街コロ王決定戦みたいなことができるのでは……とも考えたり。やりたいなあ。街コロ王決定戦。
エンジニアの俺が無人島開拓プロジェクトの【PL】に任命された件 (未プレイ)
タイトルだけで即購入。プロジェクトメンバーを効率よく働かせて無人島を開拓するゲームです。「無人島を開拓する」だけだったら、他の都市開発ゲームとそれほど変わることはないんだろうけど、このタイトルに加えて
- スタートプレイヤーは一番最近なんらかのリーダーになったプレイヤー、または一番疲れてそうなプレイヤー
- 最後の1人になると納品できないまま強制的にこの島を去る
- Note:この他、ゲーム進行において解決すべき問題が発生した場合は、現場の判断にて解決してください。
と、デスマーチを匂わせる文言のおかげでなんだか不穏なゲームに。
ゲームのルールを読む限りは普通に面白そうなので、一度やってみたいです。果たしてこのデスマーチをくぐり抜けられるのでしょうか。
ちなみに、別売りのコンポーネント*1と本ゲーム発売記念の粗品。辞令とタオル。自分の名前は書きたくないなあ。
この過労死がすごい! (未プレイ)
タイトルだけで(略)。
カードを出して残業時間を積み上げ、所定過労時間を超えた段階でカロウシカードを出したら、カロウシ成立で残業時間がポイント(単位:ブユウデン)となり、一番ブユウデンを獲得した人が勝利。
カードのテキストフレーバーが、
- 組織ぐるみで利益水増し。目標必達おとなちゃれんじ。
- 時間になっても遅番は来ない。ヒトリノ夜はロンリー・ロンリー。
- 地域あっての会社活動。エンジニアでも焼きそば作り。
とブラック満載で色んな意味で盛り上がること必至と思われます。酒飲みながらやりたいなあ。
ところで対象年齢が13歳以上になっているのは、「小学生にカロウシという概念は教育上悪いからやめておけ」というせめてもの配慮なのでしょうか*2。
SANGOKU ・英雄たちの邂逅・争覇の彼方(未プレイ)
タイトル(略)。
みんな大好き三国志を元にしたカードゲーム。ルールは三国志の武将を使って城を奪い合うゲーム。 ポーカーとバトルラインを融合したようなイメージでしょうか。拡張版を使うと、3人〜4人でもできるように。
ベースとなるルールはそれほど複雑ではないけど、武将ごとの特殊能力が結構種類があるので、慣れるためには数回やる必要がありそうです。
アソ✕ベ✕シャリ
だてあずみ。さんのGoccogamesが出した、ボドゲに関わっている方々との対談集。メンバーは放課後さいころ倶楽部の中道裕大先生や、ほらボド!パーソナリティのmomiさんなど。 寡聞にして中道先生以外知らなかったのですが、どの方もボドゲに対する情熱が込められている上、例えば中道先生は「ボドゲ✕漫画」、momiさんは「ボドゲ✕ポッドキャスト」と、ボドゲだけでなく、自分のフィールドに関わる内容も話していて、結果的にボドゲは自分にとって何なのか、が鮮明に浮かび上がってくるようで面白かったです。一気に読みました。だてさんのインタビュー、自身の話を積極的に出すことで相手との対比を導く効果も出していてより面白くなっていたと思います。*3 今度、ほらボド!聴こう。
アタック!にゃんばー1*4 (未プレイ)
前述のGoccogamesの新作。プロト版で製品版は2016年春に販売予定とのこと。カードを使って猫がバレーボールをするというもの。シンプルなルールなのですぐできそう。アタックを決めたら猫が寝るというアイデアは面白いけど、これがどうなるのかシステム的にはちょっと気になります。遊んでみて感想をフィードバックしたら製品版に反映されたりするんでしょうか。これ、やってみたいです。
かいちん (未プレイ)
twitterで回ってきた記事に紹介されていたゲーム。気になっていたので購入。内容はコマを動かして自分の色のコマを特定の場所へ到達させるか、自分の色が陣地を最も確保できたら勝ちというアブストラクトゲーム。ただし自分の色は伏せられているため、プレイヤー間で読み合いが発生します。
対象年齢は6歳から、英語表記が最初からされていたりと、海外への発信を意識して作られています。*5こういう同人ゲームが海外に積極的に発信されるのは良いことだと思っているので、積極的に動く同人ブランドは増えて欲しいです。
陰陽賽(未プレイ)
白河法皇ですら思いのままにできなかった、サイコロの目。それを操る最強の陰陽師を決めるという世界観が素晴らしいです。
コンポーネントの巾着袋もポイント高いです。
サイコロを振って、自分の色(自分以外はわからない)の目が最大になるように操作する正体隠匿ゲーム。サイコロを使うのにあまり運の要素が絡まない珍しいゲームです。
前述の「かいちん」など、ゲームの内容はシンプルだけど和のフレーバーを絡めることでゲームの味わい方が変わるというのは楽しいですね。こういう和物ボードゲームを集めたゲーム会をやりたいものです。*6
とりあえず、今回買ったゲームは早くやりたいですね。一度もやらないまま積みゲー化するのは悲しいので。何回もやりたくなるようなゲームに巡り会えると良いのですが。
街コロ、貼っておきます。
*1:コマとか遊ぶのに必要なコンポーネントは、別売りにしないで欲しいです。拡張でもない限りそれ単体で遊ぶための要素が不足無く揃うのがボードゲームの条件だと思うのですが。
*2:ルールを読む限りでは小学校高学年、10歳以上から遊べると思います。
*3:蒙古斑のくだりは腹抱えて笑いました。ボドゲに関係ないのだからカットしてもそんなに問題ないのに、これのおかげで読者にとってもアイスブレイクができてて良いです。
*4:「アタックNo.1」のパロディだと言うことに書いてて初めて気付きました。
*5:資金をCAMPFIREで集めたことも関係しているのかもしれません。
*6:その時は全員和装で。実はやりたいやりたいと言っているのですがまだ実現できていません。でも諦めない。