ゲームマーケット行ってきました。
とはいえ、今年は当日カタログを買うくらい準備をしなかったので、元々予約していたものだけを買ったらさっさと撤退するつもりでした。というわけで、午前10時に到着、予約していたゲームを受け取り、多少気になるところを回っておしまい。
それでも、想定していたより買ってしまいました。次回のゲムマはちゃんと準備をしようと思います。面白そうな大物があったので、それに備えて。
引き上げて小休止した後、ゲムマ戦利品を持ち寄っているゲーム会にお邪魔させていただきました。以下、プレイしたゲーム。
STREET FIGHTER RIVALS
対戦格闘カードゲーム。ファンは是非。
前回のゲムマで気になっていたけど買えなかったゲーム。格ゲー、どストライク世代の僕はこれだけでウキウキです。キャラ8人から好きなキャラを選び戦う2人用ゲーム。お互いのカードのイニシアティブで勝敗を判定し、技を掛けあう様が格ゲーっぽくて良いです。カードの枚数は限られているものの、最初に任意のカードを捨てるため、最後までどのカードを残しているか確定できないのは良いですね。ただ、イニシアティブ5の「相手カードの特殊効果を無効にする」は強すぎる気が……*1。
というわけで、僕の中で最強キャラクターはザンギエフです。もっと対戦したいなあ。
ミツバチマッチ!
女王蜂を手に入れるゲーム。子供と一緒にやるのが良さそう。
ミツバチのイラストが可愛らしいババ抜きゲーム。トランプと同じようにカードを引き合い、数字が揃ったらカードを捨てられるけど、最後の一枚が「女王蜂カード」でないと負け。また、カードの中には捨てたときに「女王蜂を持っている人がわかる」「カードを一枚交換する」などの効果を発動する特殊カードがあり、使いどころも考える必要があります。
これだけだとランダム性が強過ぎるけど、「手札は左から数字の小さい順に並べる」という制約があるのが良いです。これで、ある程度当たりをつけて相手のカードを引くことができます。
ルールは全然違いますが、「ラブレター」のようにどこで特殊効果を発動するか、相手は何を持っているかの探りあいが出来るのが楽しいです。ルールもシンプルなので、お子様とも楽しく遊べるでしょう。人数は4人〜5人推奨です。
ワカサギ
ワカサギを釣るゲーム。バカバカしくも面白い。
親は「生息地(川・湖・池)」「深さ(トップ・ミドル・ボトム)」「エサ(疑似餌・紅サシ・白サシ)*2」から、それぞれ任意の一つを選び、子はどこにワカサギが生息しているか当てるゲーム。子は生息地・深さ・エサをそれぞれ言い、親は当たった数に応じて「コン」というだけのヒット&ブローゲームなのですが、全部ヒットした時は、
「親は『コン』を10回言い、子は親が言い終わる前に『ヒット』と叫ぶ。言えたらワカサギが釣れて子の勝ち、言えなかったら親の勝ち」
というルールのため、子が正解にたどり着いた時は謎の緊張感が走りました。上級者ルールでは、親が「コン」という回数は4回だけのため、油断するとすぐに逃げられます。
ヒット&ブローを簡略化したゲームのため、やりこみ度は高くありませんが、答えがわかった時の親と子の読み合いは、バカバカしくも緊張感があって面白かったです。
アタック!にゃんばー1
猫がバレーボールをするゲーム。イラストが可愛い。
2チームに分かれバレーボールをします。チーム内でカードを交互に出してボールを移動させ、バレーボール同様3回以内に相手陣地にボールを入れられないか、アウトになったら相手チームポイント。3点選手で勝ち。ただし点を取ったら後衛のネコが一匹怠けて寝ます。
カード運によっては早く決着がつくことともありますが、前述のネコ寝ルールのおかげで一方的な試合になることはそこまで多くありませんでした。プレイ人数は2人〜4人ですが、4人プレイが断然オススメです。このゲーム、個人的に4人プレイでラリーが続く時が一番面白いと思ってます。カードの引きと2人の連携が合わさらないとできないだけに、ラリーができている時は緊張感があって楽しいです。
タイトル忘れ 救ワレタガール
タイトルを忘れてしまったのが悔しい*3。少女の悩みと名前が面白い。
2016.05.29 追記 Twitterでゲームのタイトルを教えていただきました。ありがとうございます!
プレイヤーが幽霊となって、悩める少女達を救うゲーム。少女たちを救うために必要な「力」「技」「心」のパラメータを宝石でゲットしつつ、救った少女たちに乗り移ってパラメータを増強し、より悩みの深い少女たちを救っていきます。
……想像がついた方もいると思いますが、要は「宝石の煌めき」です。なので、一定の面白さは保証はされています。ただ、このゲームの本体は少女たちの悩みです。
「逆上がりができない」「都会に出たいけど田舎なので沼の香りがする」「雷がよく落ちる」という悩みと、「逆回転 止(さかまき・とまり)」という無理やりな名前を楽しむゲームです。ぜひ、悩みと名前を見て笑った後、少女たちを救ってあげてください。悩みの種類で何か役を作ってボーナスポイントが入るというのも面白いかもしれませんね。
今日も帰れない!
ゲームバランスが良くわからない。でも結果を見る限り残業の不条理さはよく出ている。
最近、ゲムマに行ったらこの手の社畜ゲーをうっかり買ってしまうのですが、今回は買いませんでした。勿体無いことをしたなと思っていたら、参加者の方が社畜ゲーを買ってたので遊ばせてもらいました。
カードを引き、内容に応じてカードを引いたり交換したりして、緑のタスクカードを自分の場に溜めていき、ゲーム終了時に最も多くのタスクカードを集めたプレイヤーが勝ち。
しかし実際にプレイしてみると「強制飲み会」「部署再編」「パワハラ」などで、せっかく溜めたタスクカードが他のプレイヤーに渡ってしまうということが多く、運ゲーに近い状態でした。ルールの把握ができていないのか、大味なゲームと言う感想です。
ゲーム自体はそれほど楽しめなかったのですが、ゲーム終了時点で、
- 特定のプレイヤーにだけタスクが集中している
- こなした(場に溜めた)タスクはそんなに多くない
となっていたことを考えると、これはゲームというよりは「残業がいかに非効率で不毛なものかを教えるための教材」なのでは、と思い始めています。
以上、ゲームマーケット参加記録でした。
今回買ったゲームは積みゲーにしないようにします……。